普段寝る時に枕横でPodcastを流しながら寝るのですが、たまにYouTubeのプレイリストをPodcastとして聴きたくなることがあります。

しかし、YouTubeのアプリからだとどうしても不便なところがありますよね。

そこで、podsyncというサービスを使用してPodcastでYouTubeを聴いていこうと思います。

目次
    1. podsyncとは
    2. YouTube APIを取得
    3. コンフィグを作成
    4. podsyncを入れる
    5. 聴く

podsyncとは

Turn YouTube or Vimeo channels, users, or playlists into podcast feeds – mxpv/po…
github.com

YouTubeやVimeoの動画をPodcastで配信できるサービスです。

Go言語で書かれており、armアーキテクチャもサポートしています。

YouTube APIを取得

まずはGoogle Cloud ConsoleからYouTube Data API v3を有効化します。

次に、認証情報のページからAPIキーを作成し、保存しておきます。

コンフィグを作成

適当なフォルダ(今回は~/podsync/)にconfig.tomlというファイルを作成します。

中身は以下のようにします。

[server]
port = 8080
# IPアドレスはサーバーのアドレスに
hostname = "http://192.168.1.x:8080"
data_dir = "/app/data"

[tokens]
# Youtube APIのトークン
youtube = "YOUTUBE_API_TOKEN"

[feeds]
  [feeds.ID1]
  # YoutubeのURL
  url = "https://www.youtube.com/playlist?list=PL5xmkvDaut_hRTVav5wTrTpQbWvvVbQNo"

  # 更新間隔
  update_period = "12h"

  # 音声のみ(か動画)
  format = "audio"
  playlist_sort = "desc" # 昇順降順お好きなように

podsyncを入れる

Turn YouTube or Vimeo channels, users, or playlists into podcast feeds – Release…
github.com

入れる環境に合ったものを選択してダウンロードします。
今回はRaspberry Pi上で動かしたいのでLinux_arm64を選択。

tar.gzを解凍すると中に実行ファイルがあるので、/usr/local/binに移動しておきます。

後は以下のコマンドを実行すれば、勝手にPodcastとして配信してくれます。

※一つの動画が1時間を超える場合はダウンロードに結構時間がかかります。

$ podsync --config ~/podsync/config.toml

聴く

設定が終わったら、最後にPodcastアプリを開き、

http://192.168.1.x:8080/ID1.xml

と入力します。(IPは各自で置き換えてください)

これでYouTubeの動画をPodcastとして聴けるようになりました。やったぜ。